こんにちは、前前前世からいまブログ見ているあなたのことを探していたyumihiko氏です。こわいでしょ?身の毛もよだつでしょ?
さてさて。
あっという間に8月になってしまいましたね。yumihiko氏、妊娠6ヶ月に入りました。
yumihiko氏の体調は、まぁ相変わらずそこそこの低空飛行を続けておりますが、さときっちゃんはおかげさまで元気100倍です。
7月の始めごろからちょっとずつ感じ始めた胎動も、今や「おうおう、ちょっとさときっちゃん落ち着いて、わかったから。(何もわかっていない)」ってくらいになってきました。
ただでさえ夏があまり好きではないyumihiko氏。だって暑いし、海や山やありとあらゆるところで「夏だから」って理由でやたらとはしゃぐリア充嫌いだし。あ、yumihiko氏、海も山も行く予定ないから関係ないんだけど。
今年はつわりも相まって、例年以上にバテてしまいそうです。
つわりで5キロ減った体重は、今のところ大して戻っておらず、実家に帰るたびに「あんた、ホントに細いねぇ〜、ガリガリじゃん!」としず姉に驚かれます。
しまいには「桐谷美玲より、yumihiko氏のほうが細い。」と、結論を出していただきました。ありがとうございます。
とにかく今年は例年以上に、夏が、コワイ。
久しぶりに、みんな大好き登美彦氏の作品を読みました。
『聖なる怠け者の冒険』
『宵山万華鏡』
(どちらも表紙が好きだったので載せたかったのですが、なにやらよくわからんけど画像載せられず断念)
2作品とも、京都の祇園祭の宵山(本祭の前夜祭)の一日を舞台にした物語。
『聖なる怠け者の冒険』は、題名通り、生粋の怠け者が主人公。ちなみに主人公だけでなく登場人物みんな怠け者。
登美彦ワールド全開の、夢と現実が見事にコラボレーションした世界。
『宵山万華鏡』は、短編だけど、それぞれのお話がちょっとずつ繋がっている、というyumihiko氏が好きなタイプの短編。
登美彦氏の凄いところは、阿呆みたいな妄想ストーリーしか書けないと思わせておいて、時折、なかなか心にグッとくるような作品を急に出してきたりするところ。
『宵山万華鏡』もまさにそれ。(ちなみに『聖なる怠け者の冒険』は阿呆みたいなストーリー)
登美彦氏というと、アニメ化もされた『四畳半神話大系』や『有頂天家族』ばかりが取り上げられる気がしますが、
ちょっとグッとくる系登美彦作品で言うと『ペンギン・ハイウェイ』や『恋文の技術』なんてのがなかなかの名作です。
もちろん登美彦氏品ですから、ユーモアや愉快さは随所に散りばめられております。
好き嫌いがガッツリ分かれる登美彦氏の作風ではございますが、森見登美彦氏にほんのちょっとでも興味のある方は、ちょっとグッとくる系登美彦作品から始めてみてはいかがでしょうか。
ちょっとはグッとくると思います。
そして祇園祭や納涼古本市なんてのがよく舞台になってるので、夏に読むのがおすすめです。
昨年から、「2016夏は、登美彦氏の聖地巡礼の旅じゃ!」と意気込んでいたyumihiko氏ですが、身重のため少し距離のある(しかもとてつもなく暑いであろう)京都は断念。
2017夏こそ、さときっちゃん小脇に抱えて聖地巡礼してやりますわ。祇園祭も行ってやりますわ。待ってろ、登美彦氏。(おそらく登美彦氏は待ってはいない)
〈今日のさときち先輩〉
さときっちゃんのためにとビデオカメラを購入したさときち先輩は、やたらyumihiko氏に向けビデオをまわす。
撮影内容は、リビングでの怠惰なyumihiko氏や、さときち先輩にやたら触ろうとする(怯えるさときち先輩)yumihiko氏など、日常のろくでもないyumihiko氏の様子。
y「こんなの撮ってどうするのさ」
さ「裁判で使う」
さすが策士さときち先輩。離婚の準備を着々とすすめているようだ。もちろん親権はさときち先輩が手に入れるつもりであろう。
どうする、yumihiko氏!!