どうも、yumihiko氏です。
ちょっととりあえずこの場を借りて言わせて?
せーのっ!!
コロナ許すまじ。
さときち先輩が来月末から一時帰国する予定だったんですがコロナのせいで全て白紙になりました。コロナさんヨォ?!今度会ったらタダじゃおかないからな?!!
コロナ改め、クソコロナ、許すまじ。
っていうか「タダじゃおかないからな?」って生きてるうちに一度は言ってみたいセリフのひとつじゃないです???
というわけで、クソコロナのことは一生恨みます。
さて、気持ちを切り替えていきましょうね!!!⭐︎(発言は前向きだし声に張りはあるが目は全く笑っていない)
映画「1917」を観に行きました。
いやぁ〜なにがなんでも「映画館」で観たかった作品。
いやぁ〜良かった。めちゃくちゃ良かった。めちゃくちゃっていうかはちゃめちゃ良かった。
タイトルから分かる通り、戦争映画なんだけど、これまでの戦争映画とは一味違〜う!!!
全編ワンカットで撮影されてるのよ!!!
あ、ワンカットって言っても、厳密には複数回の長回しによって撮影された映像をワンカットに見えるように繋げたものらしいんだけど。
いやぁもう、素晴らしい。
ずーーーっとカメラがリアルタイムで兵士たちに密着している感じ。もはやドキュメンタリー。
第一次世界大戦中の、ドイツ軍対イギリス・フランス連合軍の泥沼の消耗戦の最中。
2人の若い兵士が将軍からの重大な命令を大尉に伝えるべく、命をかける物語。
邦題には「1917 命をかけた伝令」と、ちょっとダサくてクサいくてアツい、邦題あるあるな感じのサブタイトル?がついてるわけですが、いや、まぁ、今回は許します、たしかに「命をかけた伝令」ですわ。えぇ。
ちなみに、監督の祖父の体験談をもとに作られた作品です。
とにかく命をかけた伝令をしにいくんだけど、その伝令しにいくまでをずーーーーっと追ってるの。かと言ってただ2人の若い兵士の後ろを追ってるだけじゃなくて、戦地の悲惨な様子とか、他の兵士たちの様子もしっかりと映し出されてて。
物語の中に自分も居るみたいな感覚にちょっと陥ったり陥らなかったり。(yumihiko氏、責任を負いたくないから濁しがち)
いや、しかもね、繋ぎ目が全く分からない。ホントに2時間ずーーーっとワンカットなんじゃないかな?ってくらいの出来。凄い。ずーっと引き込まれっぱなし。「パラサイト」も引き込まれっぱなしだったけど、それとはまた違った種類の引き込まれ具合。
俳優陣の存在感も凄い。
カメラは、伝令係の若い兵士役の2人の俳優(ジョージ・マッケイとディーン=チャールズ・チャップリン)をずっと追っかけてるわけだから、この2人が画面には出っ放しなんだけど、要所要所で登場するお偉い兵士たちがめちゃくちゃかっこいい。
将軍役のコリン・ファース
中尉役のアンドリュー・スコット
大尉役のマーク・ストロング
大佐役のベネディクト・カンバーバッチ
出演時間は短いけど、4人とも存在感が凄い。みんな泥だらけのカーキ色の軍服なのに、服装もそれぞれに個性があって似合っててなんかオシャレに見えるんだよね。
実際にどうやら、軍服であろうと、ひとり1人の個性が出るようにかなり衣装デザインには拘って制作されているらしい。
どうりでみんなオシャレに着こなしてるわけだ、軍服を!!!!!!
yumihiko氏的には、軍服+黒のニット帽スタイルのレスリー中尉と戦争ゲームや戦争アニメに出てきそうな出立のスミス大尉が最高でしたね。いや、特に、マーク・ストロング演じるスミス大尉が様になり過ぎ!!!オマエは二次元か!!!
あ、そんで、そうそう、CGがたぶん使われてないんだよね。たぶん、知らんけど。
あとワンカットだからカメラが360度回ってるわけで、死角が無いからどこが映っても「戦地」であるために、もうなんか本物の戦地が出来上がってる。本物の戦地、見たことないけど。規模が凄い。廃墟とか、ふつうにセットじゃなくて家が一軒立ってる。凄い。塹壕とかもふつうに塹壕。(「ふつうに塹壕」ってなに?)
ラストの兵士(ジョージ・マッケイ)が突っ走るシーンは圧巻。溺れるシーンも生き埋めになるシーンもすげぇんだけど、やっぱり突っ走るシーンがすげぇ。CGじゃないのがすげぇし、ワンカットでドーンと撮影してるのがすげぇ。(メイキング映像観たらより「すげぇ」が増した。)
なんかちょっと、さときち先輩から「コロナのため、帰国出来なくなりました」連絡直後の情緒不安定な心境での観賞だったからかよくわかんないけど、とにかく全てにおいてグッとくる作品でした。
これぞ、映画館で観るべき映画!!!(良くも悪くも)っていう感じ。
良過ぎて、珍しくパンフレットまで買っちゃったわ。パンフレットも内容濃くて最高だったわ。
ちょっと戦争映画としては新しい風が吹いてました、「1917」!!!映画館で観て良かった!!!(言うの2回目)
いやぁ、やっぱりイギリス人の軍服姿は最高ですね。以上です。ありがとうございました。(「結局イギリス人ならなんでもいい」スタンスを隠そうともしないyumihiko氏)
P.S.
クソコロナ、許すまじ。