なにやらここ数日、体調がちと怪しげで、つわりがかるーくぶり返してきた模様です。
昨日は1日中つわり特有の「喉に何か詰まったような感じ」が抜けず、どうにも気持ち悪かったので、〈必殺CCレモンガブ飲み〉で、全部吐き散らかしてやりましたぜ。(失敬)
炭酸様々でございます。
本日もなにやら怪しげな体調ではございますが、騙し騙しやってゆこうと思います。
けっ、つわりのヤツ、なかなかしぶといぜっ☆(何故かニヒルな笑み)
さて、最近読んだ本の紹介でも。
(撮り方が相変わらず雑)
『ガソリン生活/伊坂幸太郎』です。
主人公は、緑色のデミオ。(通称:みどデミ)
そう、車が主人公の物語。
みどデミの持ち主、望月家がひょんな事から大事件に巻き込まれ、その一部始終がみどデミ目線で語られます。
みどデミだけでなく、様々な車たちが喋るこの物語。最初から最後まで、車目線で物語は進む。
「車が主人公で、車たちが喋って、車目線で物語が進む」って聞くと、なんだか物凄い駄作感があるけれど、そこはさすが伊坂幸太郎ですわ( ・`ω・´)
伊坂幸太郎氏の作品は、ストーリーはもちろんのこと、毎回登場人物一人ひとりがユーモアがあって素敵。
今作も望月家の面々(母:郁子、長男:良夫、長女:まどか、次男:亨)を始め、登場人物みんなに見所があります。
なかでもyumihiko氏が気に入ったのは、母郁子(四十路)。『重力ピエロ』のお母さんとちょっと似たところがあるような。
なんだかボヤッとした説明になってしまったけど、あまり言うとネタバレになりやすい話だったので、こんな感じでお許しくだはい。
要するに、面白いです。伊坂幸太郎ワールドたまらん!って方には特に。
本屋さんで見つけたらぜひ手にとってみてください。
あ、ちなみに主人公みどデミくんがあまりに愛すべきキャラなので、「次車買うときは、緑のデミオにする( ・`ω・´)」と半分本気で言ったら、「もう緑のデミオ販売されてないよ」と、さときち先輩にピシャリと言われました。なんてこった!
〈今日のさときち先輩〉のコーナー
産まれくるゆみひこベビーをまずはアンパンマンミュージアムにでも連れて行ってあげよう!と提案するyumihiko氏。
さ「アンパンマンって何?って聞かれたらなんて答えるの?」
y「ただのパン。って答えるよ( ・`ω・´)」
さ「"いや、そんなことはわかってるよ。そうじゃなくて、何の為に存在してるかっていうか、何故バイキンマンを暴力で制圧するのかっていうこと。本当にあれが正義と言えるの?そもそも正義って何よ?"とか聞くよ、きっと。」
y「えっ、なにそのさときち先輩をさらに厄介にした感じの子ども。その子さときち先輩の遺伝子しか受け継いでないから、さときち先輩に任せるわ。」
さ「いや、僕は知らないよ。"そういう難しいことはお母さんに聞いてね"って言うよ」
y「( ゚д゚)」
さ「そのうち、"そもそもお母さんの存在意義ってなんなの?この世界において必要な存在なの?何の為にいるの?"とかも聞いてくるよ 」
y「えっ……" 私がいなかったらあなたもこの世に居なかったんだよ"って言うよ」
さ「"それは、僕が産まれたときの話でしょ?今現時点でのお母さんの存在意義を聞いてるの"」
y「"じゃあ逆に聞くけど、お父さんの存在意義だってなくない?(キレ気味)"」
さ「"経済的な理由で必要でしょ、お父さんは。"」
y「"そ、それは…。じゃあ私だってご飯作ったりしてそれなりに役立ってるかと…"」
さ「"それはお父さんでも出来るし、お父さんがやればもっと効率よく出来そうだし、お母さんである必要はないよね?"」
y「( ゚д゚)…ちょ、ちょっと待って、さときち先輩、ひとつ確認したいんだけど、この子何歳の設定?」
さ「2歳」
y「に、2歳( ゚д゚)?てっきり小3くらいかな?と思って話してたんだけど…2歳でそんな感じ?2歳で存在意義とか正義とか?( ゚д゚)」
さ「うん、たぶん聞かれると思うよ。全然太刀打ち出来てなかったけど大丈夫?」
y「ちょっと、yumihiko氏、この子育てる自信ないわ…」
さときち先輩の子どもなら、ありえなくない…。そうなったらyumihiko氏、いま以上に四面楚歌。アーメン。